本日は、休日にも関わらず、多くの保護者の皆様に足を運んでいただき、誠にありがとうございます。
令和４年度末の教職員人事異動で、校長として着任いたしました、塩田 茂嗣と申します。出身は隣の大多喜町で、睦沢町はもちろん、長生地区の学校に勤めるのは初めてです。はやく町のことを知り、町の子供たちの健やかな成長のために力を尽くして参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、少しお時間をいただきまして、令和５年度の睦沢小学校についてお話しし、そのあとに職員を紹介いたします。
まず、本校は、学校運営協議会が設置されている「コミュニティスクール」であることはご承知のことと思います。これは、子供たちの健やかな成長のために、家庭・地域・学校が強固に連携して教育を推進していくというものです。
睦沢小学校の大きなつよみは、家庭・地域の支援の下に展開される体験活動です。自然体験や社会体験では、思いどおりにいかない現実に直面することがありますが、そこで考え、見通しをもち、他者と協力して物事を進めていく力は、到来するであろう予測困難な社会を生きていく上で一層大切になります。また、自然に親しんだり多様な人とかかわったりして得た学びは、国語や算数といった教科等の学習にも反映されていきます。この体験活動の充実を、今後も図って参りたいと思います。ご支援を求めることがあろうかと思いますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
一方で、連携を強固にするには、学校の実態が保護者の皆様と共有されていることが重要で、学校からの情報発信が不可欠です。しかしながら、この３年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、保護者の皆様には来校を自粛いただいており、ホームページや学校だよりで、学校の様子をお伝えしていました。いま、マスクを着けるか外すかは本人の判断とするなど、感染防止のための規制は緩和されました。そして、５月８日には、感染法上の扱いが、インフルエンザと同じ第５類となります。
これらの状況を受けて、令和５年度は、学校公開期間を設けることといたしました。具体的には、６月２１、２２、２３日、１月１７，１８，１９日になります。
このようにすると、学校公開期間以外は、学校に行ってはいけないのかと思われがちですが、そのようなことはありません。そもそも、学校は常に家庭・地域に開かれている所です。ですから、学校公開期間等に限らず、いつでもご来校ください。お待ちしています。
